中野新橋らへんに住もう

幡ヶ谷の地下で島根を食べ尽くす!幡ヶ谷・山陰居酒屋よこやで色々呑んで食べた!

2018.10.06 Sat

こんにちは。大分お久しぶりになってしまいました。内田工務店の内田しろうです。今回は、以前幡ヶ谷を飲み歩いている時に発見してからずっと気になっていた、山陰居酒屋よこやさんに行ってきました。
こちらは山陰地方の、それも特に島根県の郷土料理やお酒をいただけるお店なのですが、じつは当サイト「中野新橋らへんに住もう」を制作してくれた新進気鋭のクリエイター集団「益田工房」も本社が島根県益田市にある会社なのです。ということで以前から地元の話や、「島根から世界へ!」という熱い思いを聞いたり見たりして、島根にちょっとした縁を感じていたので、「幡ヶ谷にこんなお店が!」と気になっていました。
今回快く取材を了承していただき、さっそくお店に伺いました!

幡ヶ谷駅北口を出て甲州街道を初台方面へ。6号商店街入口を超えた辺りにこんな看板を発見。

反対に初台方面から歩いてくるとこんな感じ。山陰2県といわれる鳥取県と島根県の位置関係を教えつつ、さりげなくお店への誘導までしている看板にセンスを感じます。

→に従って甲州街道から少しだけ路地に入るとこのようにお店あります。駅からは徒歩3分ほど。

地下にあるのでこちらの階段を下っていきます。シックな色合いの階段部分に若干緊張感がありますが……

降りてドアを開けると、そこはカウンター席と2人掛け、4人掛けのテーブル席が用意された親しみやすい素朴な居酒屋の雰囲気。縦長の間取りで奥行きのある店内は清潔感があり落ち着きます。
開店して今年で2年目というこちらのお店は、店主の阿部さんが地元である島根県や山陰地方の食材を使用した居酒屋をやろうと始めたお店で、現地から直接食材を仕入れたり、地元との繋がりを大事にしながら営業されています。
出店するにあたって場所を幡ヶ谷にした理由は、独立する以前からよく遊びに来ていて馴染みがあったからだそう。

随所に島根をPRしたものが。ちなみにこの地図でいうと店主の阿部さんのご出身は右下の「奥出雲」のあたり。そもそも「よこや」という店名はご実家が地元で由緒正しき神社をされているということで、地域の方から親しみを込めて昔から呼ばれている愛称なんだそうです。それとついでに説明すると益田工房のある「益田」は左端の方ですね。

奥のテーブル席に着席!

まずはドリンクを選びましょう!

せっかくなので松江の地ビール・ビアへるん(980円)にしました。

松江ビアへるん
http://www.shimane-beer.co.jp/

ペールエールとヴァイツェン2種類頼んで……

乾杯!!!!!

美味い!ここ最近は日本でもクラフトビールの人気が高まってきて、各地で新しいブルワリーが出来たりしていますが、こちらは1999年創業ということでかなりの老舗なのでは?すっきりとしつつもフルーティーな甘みが感じられてぐいぐい飲んじゃいます。

おつまみはどうしようかなと悩んでいると……

「島根っぽいのならこれおすすめです!」と優しく教えてくれました!

ということで注文したのは、隠岐産アカモクあご出汁ポン酢(500円)。

いただきます!

ぱく!!

美味い!

粘り気のある海藻ということですが、めかぶやもずくとも違うシャキシャキとした食感が美味しい!

島根県産のイカの塩辛を使用したイカチャンジャ納豆(380円)。

美味い!

どちらもお酒のおつまみだけでなくご飯のお供にも合いそうですね。

さらに島根沖で獲れたというのどぐろを焼いてもらいました。テニスプレイヤーの錦織君(島根県出身)が記者会見で食べたいものとして話してから一時期話題になったお魚ですね。

そして島根で知らない人はいないという名物料理赤てん(300円)!赤唐辛子を練りこんで作る練り物で、その名前のとおり赤い!でもピリリとした辛みが効いていてお酒がすすむ一品。

その赤てんをチーズと一緒に焼いたバージョン。これも熱々で美味しい!

ここで島根の地酒もいただきます。「簸上正宗」(550円)と「七冠馬」(750円)!読み方難しい!「ひかみまさむね」と「ななかんば」!

島根のご当地キャラしまねっこのおちょこが可愛い。

至福の時。

日本酒に合うおつまみを、ということで追加でホタルイカの沖漬け(480円)を頼んだり……

あご出汁ニラ玉(480円)や……

大山どりのチキン南蛮(1100円)を食します。この辺りで白レバー串や厚切りベーコンなど、いわゆる飲み屋さんっぽいメニューも頼みだし、もう取材ということを若干忘れて普通に飲み食いしていました。。。

そして最後に宍道湖の大しじみを使ったしじみ味噌ラーメン(780円)!
今思うと同じ麺料理なら出雲そばの方がこちらのお店を紹介するうえで大事だったのではないかと思うのですが、如何せんお酒も入っていたので〆はラーメンでしょという流れに。

呑んだ後にこれはいわゆるアクマ的な美味さ!ごちそうさまでした!

東京で暮らしているとあまり馴染みがない島根のあれやこれやを話に聞いたり、実際に食してみたり非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。今回益田公房のメンバーも同行していたのですが、やはり同郷の方ということで話が弾んでいたのも嬉しかったです。
路地裏にある隠れ家的なお店だからでしょうか、僕らのほかに来店されていた方も男性女性問わず、落ち着いてゆっくり呑んだり話したりしている人が多い印象でした。仕事帰りのサラリーマンの方などがふらりと来られることが多いというお話でしたが、近くに住んでいてまだまだ知らない人も多いと思うので、ぜひこの機会に島根の味を体験しに行ってみてはいかがでしょうか?
阿部さん今回は本当にありがとうございました!

最後に、まだ位置関係がピンときていない方のために阿部さんが書いた中国地方の位置関係図。独特の刃文のような揺れた書体は二日酔いのフラフラな状態で書いた賜物だそうです。笑

山陰居酒屋 よこや

ジャンル居酒屋
電話03-3379-6388
住所東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5 弓ビル B1F
URLhttps://www.instagram.com/hatagayayokoya/
営業時間18:00~翌1:00
定休日火曜

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