路地裏にあるツタに覆われたお花屋さん西新宿五丁目・ハナミドリで季節の花束を買った！

2016.07.19 Tue

大都会東京。このコンクリートジャングルで暮らす私たちは常にどこかで求めている。そう。癒しを。求める対象は人それぞれ。恋人だったり、ペットだったり、お酒だったり…。でも恋人は特にいないし、ペット可の物件じゃないし、お酒は飲みすぎると次の日頭痛くて癒しどころか辛いし…ということで今回は新たな癒しを求めて西新宿五丁目のお花屋さんハナミドリに行ってきました！

お店は西新宿五丁目駅から徒歩2~3分ほど。駅の近くですが大通り沿いではなく、少し路地を入った場所にあります。閑静な住宅街に突如現れるインパクト大なツタに覆われた一軒家が目印。

店頭から素敵な雰囲気全開！まるで海外にありそうなオシャレなテラスは店主の方のご友人の職人さん作とのこと。

濡れた紫陽花。雨上がりの午後にお伺いしたのですが、なんとも風情がありますね。

近くで見るとツタの迫力すごいです！これはハナミドリさんが営業する前から植えられていたそうで、このツタに覆われている姿が気に入ってこちらでお店を開くことにしたそうです。ちなみにちょっと調べたら、ツタに覆われると夏は涼しく冬は湿度を保つ効果があるみたいです。定期的なメンテナンスは必要ですが。

梅雨時期ということもあって、てるてる坊主がお出迎え。

玄関をくぐって…

お邪魔します！店内も所狭しと草花が！まるで小さな植物園に来たみたい！草花が醸し出す香りが濃厚に感じられます。

店主のミドリさん。ミドリさんがやられているお花屋さんだからハナミドリ。元々は志木のお花屋さんで働いていたそうですが、独立しこちらにお店を構えて今年で6年目。

お花は世田谷にある市場に仕入れに行かれているそうで、表に止まっていた可愛らしいレトロな車で配達もされています。レストランウェディングやお葬式などの冠婚葬祭のお花すべてやっているとのことで、忙しい時にはお店を一旦閉めて配達に行くことも。

買いに来るお客さんは地域周辺の方や昔から馴染みのある方など。男性のお客さんも結構多く、日常的に買いに来る方もいらっしゃるそうです。中にはプロポーズの為の花を買いに来る方も！都市伝説かと思っていましたが、やはりお花を贈られると女性は嬉しいんですかね～。いつか僕も注文してみたいと思います！今回は特にそのような予定がないので(涙)普通に家に飾るように3000円でお任せオーダー！

吊るすタイプの観葉植物。生花以外にドライフラワーやリースの枠なども販売されています。ドライフラワーは男性にも人気とのこと。

サボテンも売ってます！昔サボテン育てていたことがありますが、上手く育てることが出来なかった思い出が。。。乾燥した場所で育つ植物のため日本の気候だと意外と飼育が難しいんだとか。

鳥のブローチと多肉植物のブローチ。こちらは別の作家さんが制作されたものですが、鳥がお好きということで気に入りお店でも取り扱いするようになったそうです。

ハナミドリのショップカード、ツタの絡まるお店の外観が髭もじゃの可愛らしいキャラクターになったイラストは店主のミドリさんご自身によるもの。

ちなみに花屋さんを開くにあたって資格などは特に必要なく、やろうと思えば明日からでもみんな花屋さんになれますよとのこと。そうだったのか！

こちらはまだブルーじゃないけどブルーベリー。普段、花を買ったり育てたりする習慣がない僕ですが、こうやって見ていると面白い形や綺麗な色をした沢山の種類の草花があってとても興味深いです！

そうこうしている間に花束完成しました！ヒマワリやブルーベリー、アワやスモークグラスなど初夏を感じる明るく爽やかな花束を作ってくださいました！素敵すぎる！ありがとうございます！

見てください！受け取った僕も思わずヒマワリのような笑顔に！そして心なしか来店前よりも爽やかさが増したような…(勘違い) この花束が生活の空間にあるだけで気持ちがすごく晴れやかになりそう！さっそく持って帰ってお家に飾りたいと思います！

ご厚意で当サイト「なかすも」のカードを置いていただきました！ありがとうございます！

西新宿五丁目駅周辺はかなり再開発が進み、広い道路と綺麗な建物が増えましたが、気づけば大通りはコンビニやファストフード店などが多い印象。賃料などの関係もあるのでしょうが、ハナミドリさんのような個性的な個人経営のお店も増えるとさらに街が面白くなりそうだなと思いました！ちなみにハナミドリさんは西荻窪にある枝屋さんというお花屋さんと共同で、ワークショップなどを開くスペースを「ハナと枝」という名義でやっておられます。こちらも興味ある方はぜひチェックを。

「ハナと枝」詳しくはこちら