ここはNEW YORK！？いやNABEYOKOだ！2016年9月オープン！新中野・NY Muffinでヴィーガンマフィンを食べた！

2017.03.14 Tue

こんにちは。内田工務店の内田しろうです。先日の麺屋どうげんぼうずさんに続いて、今回も新中野のお店をご紹介。昨年の9月にオープンしたばかりのお店NY Muffin(エヌワイ・マフィン)さんです。こちらは卵、バター、牛乳などの動物性の食材と、精製した白砂糖を使わない、植物性の材料だけで作るヴィーガンマフィン(焼き菓子)のお店です。実は近くの物件を管理していて、このお店の前をよく通るので、「あ！新しいお店が出来ている！」と当初から気になっておりました。ちなみに前回のヴィーガンラーメンに続いて今回もベジタリアンフードのお店のご紹介ですが、私自身はノンべジです。

お店は新中野駅から歩いて6分ほど。青梅街道から一つ入った通り沿いで、以前ご紹介した麺屋どうげんぼうずさんと中華料理北京さんの中間くらいにあります。

可愛らしい看板が印象的。ちなみに店名の「NY」はてっきりニューヨークという意味かと思っていましたが、まさかの「鍋横(NABEYOKO)」から(笑)さらに店主ユミさんのお名前のイニシャルにもかかっていることから名付けたそうです。

お店のお知らせが張られています。オープン当初は水曜日のみの営業でしたが、現在は火曜日と第二・第四土曜日も営業されています。(2017年3月現在)

店内は白を基調としたシンプルながらも温かみのある雰囲気。なんとこちらのカウンターは手作りだそう！

他に塗装など店内のリノベーションをほぼ全てユミさんがご自身でやられたというから驚き。

奥には午後の柔らかな陽光が差し込むお座敷スペースがあります。こちらは、今後イートインスペースとして活用していきたいそうです。この時は3月3日に備えてお雛様を飾る準備がされていました。

カウンターの反対側には野菜や調味料の販売コーナーも。

有機栽培や自然栽培のものを選んで取り扱いしているそうで、こちらも今後日用品など含めて徐々に品数を増やしていきたいそう。

棚に飾られていた可愛らしいうさぎとリンゴのガラス細工。これがなんとユミさんご自身の作品。以前は長野のガラス工房で職人さんとして働いていたそうです。ものづくりのご経験があればこそ、店内のリノベーションをDIYでされたのも納得。

マフィンの種類は常時9～10種類。定番のプレーンマフィンやショコラマフィン、人気のバナナマフィンの他に、月替わりで季節の素材を使ったマフィンが登場します。お伺いした時期はりんごを使ったアップルコブラ―マフィンや苺を使ったストロベリーマフィンでした。全て植物性素材だけで作ったヴィーガンマフィンです。

藻塩と根菜のマフィンって珍しいですね！

イートインスペースのカウンターで頂くことに。悩んだ結果人気のバナナマフィンと、味の想像がつかない藻塩と根菜のマフィンをチョイスしました。いただきます！

バナナマフィンはバナナの甘味が、藻塩と根菜のマフィンは根菜の食感が楽しい！どちらも派手な甘さはなく、素朴な素材の味をしっかり味わえる優しいお味。元々幼少の時から自分でお菓子作りをすることが多かったというユミさんの作るマフィンは、食べる側の健康までを考えて作られているようで、日頃お菓子を食べる機会の少ない僕も美味しくいただけました！

レジ横ではクッキーも販売中。

こちらのリースや室内のお花たちは、新中野にやはり最近OPENしたばかりのお花屋さんChariflower(チャリフラワー)さんによるもの。ユミさんはInstagramなどでご自分のお店の情報だけでなく、近所のお店を紹介したりもされていて、新たな発見があったり見ていて楽しいです。

chariflower-Instagram

NY Muffin-Instagram

意外な職歴やベジタリアンフードに関して、さらには今後の展望など、お話をお聞きしているとすっかり長居してしまいました。今後のお店の動向がとても楽しみです。先にも述べたように僕自身はノンべジですが、2020年にはオリンピック・パラリンピックも開催される東京。今後海外からの旅行者など、様々な考えを持った人たちが増々増えるであろう街に、より一層多様な食文化の発信をするお店が増えると良いなと思っています。