2022.06.30 Thu
こんにちは。内田工務店の内田しろうです。相変わらず更新間隔が空いてしまう当トピックスですが、今回は中野新橋に昨年新しく出来た棚貸し書店SAZARE BOOKSさんに行ってきました。棚貸しという耳慣れない言葉、普通の本屋さんとは一体どう違うのでしょうか?早速いってみましょう!
こちらは東京メトロ丸ノ内線中野新橋駅から徒歩8分ほど。のどかな地域密着型の商店街、川島商店街の一画にあります。以前は会社事務所だったと記憶しているのですが、ある日通りかかったらなにやら本屋さんらしいお店に変わっていたのでずっと気になっていました。
店頭にはブックショップ兼リーディングルームという看板が。本屋さんというのは分かりますが読書室とはどういうことなのでしょうか?
早速入店してみましょう!
当たり前ですが店内には沢山の書籍が!お店は2021年9月に棚貸し書店としてオープン。棚貸しとはお店の棚の一部をレンタルすることにより誰でも本の販売ができるというシステム。近年、シェア型の本屋さんとして神保町や渋谷など都内各地にオープンし始め注目されているそうで、中でも吉祥寺にあるブックマンションというお店に感銘を受けたオーナーが自分も始めたいと思い開店したとのこと。
棚の利用料は月額制でレギュラープランが4000円。ほかの棚主さん(棚を利用されている方)と相棚(棚を共有)することでお得に利用できるお手軽ハーフプラン2400円もあります。どの棚もその棚主さんの個性が感じられる品揃えとなっており、普通の本屋さんとは違った楽しみがあります。また現在はシェアされている棚以外にオーナー自身でセレクトされた古本や新刊もお取り扱いされています。
さらに店内奥には読書室兼コワーキングスペースがあります。こちらは1時間440円~利用可能。店内の本を読んだり、静かな環境で仕事に集中したり、じっくり自分と向き合ったりできます。利用者は店内に設置されたお水やお茶など飲み物もフリードリンク。家やカフェだとなかなか集中できない時もあると思うのでこれは嬉しい設備ですね!
開店してから10か月ほどが経った現在、すでにお客さんは近所の方だけではなく、SNSなどを通じてお店を知った方が西新宿や初台などまさに中野新橋らへんから来てくださるそうです。また棚主さんも近くの方から、かなり遠方にお住まいの方など幅広くいらっしゃるんだとか。
今回お話をお聞きしつつ店内を見せてもらい、オーナーおすすめの本や気になっていた本などをちゃっかり購入。小説やエッセイ、指南書などはもちろん、児童用の絵本などもあって気になるものが沢山あり選ぶのが大変でした。読むのが楽しみです!
「細かい」「小さい」といった意味がある「さざれ」。その言葉が店名になっているように、細かく分かれた棚を介して、小さくともしっかりとした声を持った様々な人が集まり、交流できる素敵な空間が誕生していました。今後はインターネットでの書籍販売や、読書スペースを利用したワークショップなどのイベント開催も展開していきたいとのことで、第1弾としてこちらのイベントが今月18日に開催予定です。
https://sazarebooksdiy07182022.peatix.com/
この先の活動も楽しみですね!Twitterで随時情報発信もされているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
SAZARE BOOKS|本と居場所 (@sazarebooks) · Twitter
太陽がピカーと照って連日記録的な暑さが続く東京。今日も暑い1日になりそうです。日射しが厳しい昼間は涼しい場所で読書三昧なんていかがでしょうか?そして帰りにはお蕎麦食べたりしましょう。それではまた次回!
ジャンル | 本屋・棚貸し・コワーキングスペース |
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住所 | 東京都中野区弥生町3−21−5梶野ビル1−A |
URL | https://www.sazarebooks.com/ |
営業時間 | 平日13:00〜19:00/土日12:00〜18:00 |
定休日 | 月・火 +不定休 |